特徴等 |
倉敷川一帯は古くから干拓による田地の開発が進められてきたが、江戸時代には水運を利用して経済力が高まり,「新禄」と呼ばれる新興勢力が社会的地位を確立してきた。大原家はそのような勢力の筆頭で、屋敷は十九世紀初めから大正にかけて順次整えられた。主屋はじめ10棟が重要文化財に指定され、豪商の屋敷構えを今に伝えている。 北倉は敷地の北辺に5棟建ち並ぶ一番西の倉で、他の倉とは棟を直交する南北棟である。他の4棟や南に建つ壬子倉 (じんしぐら) とともに、敷地北辺、西辺の景観を形成している。 参考資料:倉敷市HP/国指定文化財等DB(文化庁) 2008-12-28 |
番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
086 旧大原家住宅 北倉 |
明治 (1868-1911 ) |
土蔵造、桁行11.0m、梁間5.5m、二階建、切妻造、本瓦葺 |
岡山県の重要文化財建造物 2017-12-14 現在 |